
2024年度の介護報酬改定では、訪問介護サービスにおける様々な変更点がありましたが、訪問介護の初回加算について、大きな変更はありませんでした。
この記事では、訪問介護の初回加算について、単位数や算定要件、注意点などを詳しく解説します。初回加算を適切に算定することで、事業所の収益アップにも繋がりますので、ぜひ最後までご覧ください。


訪問介護の初回加算は、訪問介護サービスを初めて利用する方や、過去2ヶ月間サービス利用のない方が対象となる加算です。 サービス開始にあたり、訪問介護計画書の作成や、利用者さん・ご家族との面談・契約など、様々な準備作業を行う必要があります。 初回加算は、これらの準備作業を評価するために設けられています。
厚生労働省の通知にも、以下のように明記されています。
本加算は、利用者が過去2月間(暦月)に、当該指定訪問介護事業所から指定訪問介護の提供を受けていない場合に算定されるものである。 |
訪問介護の初回加算は、月ごとに単位数が定められています。
200単位/月
先述の通り、「過去2か月間(歴月)に当該指定訪問介護事業所から指定訪問介護の提供を受けていない利用者が対象者」となります。

歴月とは・・・
月の初日から月の末日までの期間を指します。
歴月の2ヶ月間の場合、前回の訪問が4月3日で、今回の訪問が6月10日だったとします。このように日数としては2ヶ月間隔でも、歴月で計算すると1ヶ月しか経っていないため、初回加算の算定はできません。
前回の訪問が3月31日以前であれば、4・5月の2か月間の歴月が空いている事になるため算定が可能になります。
以下の2つの条件を満たしていることで、加算取得が可能です。
①訪問介護計画書を新規で作成していること
②初回もしくは初回の指定訪問介護を行った日の属する月に
・サービス提供責任者が、訪問介護サービスを行う利用者に対してサービスを提供した場合
・他の訪問介護員がサービスを提供する場合に、サービス提供責任者が同行した場合
のどちらかを満たすこと

訪問介護の初回加算の算定は比較的取得しやすくなっていますが、ポイントを押さえておかなければ算定が難しくなることがあります。
ここでは、初回加算を取得する4つのポイントをご紹介します。
初回加算を算定する場合、初回訪問日やサービス提供責任者が訪問したことが分かる記録、経緯などを必ず記録しておきましょう。
より具体的に記録を残すことで、初回加算の算定時に要件が満たされているかを確認しやすくなります。記録がない状態では、加算が取得できない場合もあるので注意が必要です。
利用者さんの要介護度の区分が変更になった場合は、改めて介護計画を作成します。
この場合、初めて介入する利用者さんと同じように事前準備が必要になるため、例え前回の訪問から2か月以内の訪問だったとしても、初回加算の算定ができます。
加算を見落としてしまうケースが多いので、利用者さんの情報をチェックし、見落とさないように注意しましょう。
訪問介護の初回加算は、同月内の算定であれば利用者さんが複数の事業所と契約をしていても、各事業所で算定が可能です。
複数事業所で算定できる加算は少ないため、この場合も算定を忘れないように注意しましょう。
訪問介護の初回加算は比較的算定しやすいにもかかわらず、算定率は53.4%と高くありません。
これは、「初回」の定義が複数あり、解釈が複雑であることが一因と考えられます。具体的には、「初回」には以下の3つのパターンがあります。
・新たにサービス提供を開始する場合
・過去2ヶ月間、訪問介護サービスの提供を受けていない場合
・要支援・要介護状態の区分が変更になった場合(例:要支援1から要介護1になった場合など)
これらの条件を正確に把握し、適切に算定することが重要です。

訪問介護の初回加算について、厚生労働省で発表されているQ&Aを2つご紹介します。
Q. |
|---|
A. |
Q. |
|---|
A. |


初回加算は新規の利用者さんや要介護度が変更になった場合に算定が可能ですが、思うように依頼が増えなかったり、要介護度の変更はコントロールができず、計画的に算定をしていくのは難しいのではないでしょうか。
そこで加算取得以外の方法で、訪問スケジュールから収益最大化を実現する『ZEST』をご紹介します。
『ZEST』をご活用いただくことで、無理なく生産性の向上を実現し、更なる収益向上を叶えることができます。業務効率化と収益向上を両立し、事業の安定・成長に貢献します。
収益最大化に貢献する『ZEST』の機能をご紹介します。

「ZEST SCHEDULE」とは、スケジュール作成者に代わって、利用者さんの希望時間や利用者さんと職員のマッチング項目、職員の勤務シフトなどの条件に加え、担当者の固定やチーム制、ローテーション、複数名による同行訪問、施設やご夫婦への訪問など業界ならではの条件まで考慮し、人が考え抜いたかのような最適解をご提案するスケジュール自動作成システムです。最短1秒(※)でスケジュール作成ができるため、スケジュールを作成する管理者やサービス提供責任者などの負担を軽減し、本来やるべき業務ができるようになります。
さらには、Googleマップと連携しているため、効率的な移動ルートを自動で計算し、効率的な訪問ルートで1日の訪問可能件数を増やし、スタッフの移動による負担を軽減します。
利用者さんの情報を登録する時点で、保険種別の登録を行い、訪問頻度や曜日の登録も行うので、保険種別や訪問時間、頻度を間違えてしまう心配も不要です。さらに、サービスによって色の変更がカスタマイズできるため、保険種別や特指示などによって、スケジュールの色をカスタマイズして、一目で見分けがつくようにすることも可能です。
※データ量、ネット環境、条件の複雑さによって時間は変動します。

スマートフォンから、自分の1日の予定を確認できる『ZEST HUB』では、訪問予定に加え、訪問以外の予定、移動時間と空き時間も確認ができます。サービス担当者会議などの訪問以外の予定や空き時間を一目で確認できるので、「この空き時間でこの作業をしよう」と先を見据えたスケジュール管理が可能になり、空き時間を有効活用する生産性の高い働き方が可能になります。

さらに『ZEST HUB』上で利用者さん情報、申し送りのメモが確認でき、カルテやレセプト、チャットツールなどにも簡単に遷移できるため、時間がない中でもスムーズに記録・参照ができ、業務を効率的に進めることができます。
空いている時間を管理し、効率的に業務を進められることで生産性の向上や記録による残業を減らすことも可能です。
在宅特化型の営業DXクラウド『ZEST RRM』では、営業経験の少ない医療・介護従事者の皆様が、効率的に地域連携強化を実現するためのソリューションです。

訪問介護の営業は一般企業の営業とは違い、営業が主な活動ではなく、訪問と訪問の合間などの空き時間などに地域連携先に訪問することが多いかと思います。ZEST RRMでは、ZEST SCHEDULEと連携しているため、スケジュール上の空き時間から、地域連携活動を追加することが可能で、自動レコメンド機能により営業効果の高い地域連携先を前後の訪問予定とエリアが近い順で提案されるため、空き時間で効率的な営業活動を実現します。

また、営業活動後はスマートフォンやタブレットなどから記録を残すことが可能です。相手の書簡などは4種類のアイコンを選択するだけなど、感覚的に記録を残せるようになっています。さらに、記録した営業活動の結果を、自動で集計し一覧で確認することができます。地域連携先からの紹介実績や接触数、課題発見率、解決率などの活動状況も数値で確認できるため分析結果から連携活動の質を高めることが可能です。
このようにZEST RRMを活用した営業活動を行っていくことで、より効率的に、効果の高い営業活動を実現することが可能です。
これらの、スケジュールの効率化による事業所全体の稼働率向上、ステーションの働き方改革の推進でスタッフの採用・定着、営業活動の効率化で引き合いの拡大、新規依頼の増加により売上向上に繋がり、継続的に収益を最大化し続けられるサイクルを回すことが可能です。

さらに、今までご紹介した、スケジュールデータ、RRMにより蓄積したデータから経営指標を見える化する『ZEST BOARD』では、訪問に関する、訪問件数、移動時間、新規利用者数など経営に必要なデータを自動で集計・グラフ化ができます。RRMで蓄積した営業活動量や紹介数なども自動で集計。エンゲージメント状況を客観的に評価し、営業活動の的確な方針を立てることが可能です。これにより地域連携先とのお引き合いを拡大できます。
また、スタッフ別の訪問件数・訪問時間、移動時間やアイドリングタイム、弊社独自のアルゴリズムで算出するスタッフの負荷指数も算出できるため、数値をもとに正しい評価が可能になり、スタッフの働く満足度や環境整備に繫がり、スタッフの採用・定着に繫がります。
今回は、訪問介護の初回加算についてご紹介しました。
比較的算定しやすい加算なので、算定要件を確認し、忘れずに加算を取得していきましょう。今回ご紹介した内容が、ステーションの働き方改革・収益拡大に繋がりますと幸いでございます。
ZESTでは、毎日無料オンライン説明会を行っておりますので、ご興味がございましたら是非お申込みください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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