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【2025年最新版】訪問看護ステーション立ち上げで使える助成金徹底ガイド|資金調達の戦略と具体的な申請要件

【2025年最新版】訪問看護ステーション立ち上げで使える助成金徹底ガイド|資金調達の戦略と具体的な申請要件

公開日時:2023.9.29

更新日時:2026.7.13

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訪問看護ステーションの新規開設には、多くの夢と期待が伴いますが、「資金繰りの不安」はしばしば大きな課題となります。特に小規模なステーションでは、潤沢な自己資金がない場合、事業開始前から資金繰りに苦労するケースも少なくありません。

しかし、国や地方自治体が提供する適切な助成金制度を戦略的に活用することで、資金的な不安を解消し、安定したスタートを切ることが可能です。助成金は原則として返済不要の給付金であり、経営基盤の強化に貢献します。

この記事では、訪問看護ステーションの立ち上げから運営にかけて利用できる最新の助成金・補助金情報について、具体的な支給額や要件、そして成功するための資金調達戦略を詳細に解説します。

訪問看護ステーション立ち上げに必要な資金の全体像

初期費用と運転資金の目安

訪問看護ステーションの立ち上げに必要な総資金は、おおよそ800万円から1,500万円ほどが目安となります。別の情報では、500万~1,000万円という目安も示されています。

この資金は「初期費用」と「運転資金」に大別され、特に運転資金の確保が成功の鍵を握ります。

費用種別

費用目安

内訳例(合計550万円の場合)

初期費用

300万〜600万円

物件取得費100万円、車両費150万円、資格取得費150万円、備品購入費100万円、広告宣伝費50万円

運転資金

500万〜900万円 (半年分)

人件費、家賃、水道光熱費、自動車費用、ICT・通信費、諸経費など

合計

800万〜1,500万円

【特に重要な運転資金の注意点】
訪問看護の収入源である介護報酬や診療報酬は、サービス提供後、請求から入金されるまでに約2か月かかるため、開業当初は収入が少なく資金が枯渇しやすい状態になります。安定した運営が軌道に乗るまで、約3か月~5か月分の収入を目安に運転資金を準備しておく必要があります。

資金調達における助成金の役割

助成金は、国や地方自治体から提供される給付金であり、原則として返済不要である点が、融資と大きく異なります。助成金は主に厚生労働省が管轄し、雇用環境の改善や人材育成などを目的としており、要件を満たせば比較的受給しやすい傾向にあります。

一方、補助金は主に経済産業省(中小企業庁)が管轄し、新規事業や設備投資を目的としており、審査が厳格で採択件数に上限が設けられることがあります。

助成金を戦略的に活用することで、初期投資費用を抑え、経営の安定化に貢献し、質の高い訪問看護サービスを持続的に提供できる体制を整えることが可能です。

目的別に活用できる主要な助成金・補助金

事業の立ち上げ時や運営中において、訪問看護ステーションが活用できる代表的な制度を、目的別にご紹介します。

人材育成・雇用環境整備を支援する助成金

質の高いサービス提供にはスタッフの定着が不可欠であり、育児や介護との両立支援、非正規職員のキャリアアップを支援する制度が充実しています。

(1) 両立支援等助成金

仕事と育児・介護の両立ができる職場環境づくりを支援する制度です。

コース名

主な目的

支給額(中小企業)

支給要件の例

出生時両立支援コース

男性労働者の育児休業取得支援

20万円(1事業主1回限り) + 情報公表加算2万円

男性従業員に子どもの出生後8週間以内に5日以上連続した育児休業を取得させること。

介護離職防止支援コース

介護と仕事の両立支援

休業取得時:30万円、職場復帰時:30万円

従業員に合計5日以上の介護休業を取得させること。介護支援プランの作成、面談の実施。

育児休業等支援コース

育児休業の円滑な取得と職場復帰支援

育児休業取得時:30万円(1人あたり)

労働協約または就業規則に育児休業制度を規定し、3か月以上の育児休業を取得させること。

育休中等業務代替支援コース

育児休業取得中の代替体制の整備

業務体制整備経費:5万円

育児休業取得者の業務を他の従業員に代替させ、業務見直しや効率化を実施すること。

(2) キャリアアップ助成金

有期雇用労働者(非正規雇用)の正社員化や処遇改善を支援する助成金です。

コース名

主な目的

支給額(中小企業)

正社員化コース

非正規から正社員への転換

1人あたり最大80万円 (※有期雇用→正社員で57万円、無期雇用→正社員で28万5,000円など。大企業は減額あり)

賞与・退職金制度導入コース

非正規向けに賞与または退職金制度を導入し支給

1事業所あたり最大40万円

(3) 特定求職者雇用開発助成金

ハローワーク等の紹介により、高年齢者や障がい者など就職困難者を継続して雇用する場合に支給されます。

対象労働者

支給額 (短時間労働者以外)

支給期間

60歳以上の高年齢者、母子家庭の母など

50万円

25万円×2期

業務効率化(ICT化)をサポートする補助金

訪問看護ステーションは、ITツールを導入して業務を効率化することで、スタッフの負担を軽減し、生産性の向上を図ることが可能です。ITツール導入費用には補助金が活用できます。

(1) IT導入補助金

中小企業・小規模事業者の労働生産性向上を目的としたITツール導入支援です。電子カルテ、勤怠管理システムなどの導入に活用されます。

補助金枠

補助率

補助上限額の範囲

根拠

通常枠(A・B類型)

1/2以内

A類型: 5万円以上150万円未満、B類型: 150万円以上450万円以下

デジタル化基盤導入枠

2/3以内(50万円超~350万円以下)

50万円超~350万円以下

IT導入補助金の対象となるITツールを導入することで、スケジュール作成時間の削減や、利用者情報の管理、医保療養費明細書や訪問看護計画書の作成といった事務作業を円滑化できます。

(2) ICT補助金

介護現場のICT機器やソフトウェアの利用促進を目的とする制度で、実施主体が都道府県となります。

補助対象例
介護ソフト、情報端末(タブレット、スマートフォン、インカム等)、Wi-Fiルーター、クラウド利用料、研修費など。

補助要件の例
導入効果報告(2年間)、SECURITY ACTIONの宣言、「ICTの活用により収支状況の改善が図られた場合においては、職員の賃金に還元すること」などへの協力が求められます。

(3) 業務改善助成金

生産性向上に資する設備投資(システム導入や人材育成)を行い、事業場内最低賃金を30円以上引き上げた場合に、費用の一部(最大600万円まで)を助成するものです。

助成率:事業所の最低賃金に応じて3/4~9/10で変動。

対象経費:生産性向上にかかわる設備投資費。特例事業者に該当する場合は、PC、スマートフォン、タブレット、自動車の購入費用も対象となります。

地方自治体独自の支援制度

国や厚労省主体の制度に加え、各地方自治体が独自の支援制度を設けている場合があります。開設を予定する地域の自治体ウェブサイトを必ず確認することが推奨されます。

創業支援制度
地域経済の活性化や雇用促進を目的とした独自の制度で、数十万円~数百万円程度の助成が目安とされています。

東京都の例
新任訪問看護師育成支援事業、訪問看護ステーションにおける認定看護師資格取得支援事業などがあります。

大阪府の例
訪問看護連携システム導入支援事業や、機能強化または常勤換算5人以上への規模拡大をするための事務職員等の雇用支援事業などがあります。

助成金以外に検討すべき資金調達手段

助成金や補助金は「後払い」であり、また必ず受給できるわけではないため、融資制度や早期入金サービスと組み合わせて資金計画を立てることが賢明です。

公的融資制度と地方自治体の制度融資

(1) 日本政策金融公庫からの創業融資

創業・スタートアップを支援する公的機関であり、実績が少ない事業者でも融資を受けやすい特徴があります。

融資限度額3,000万円(うち運転資金1,500万円)。

自己資金の要件:創業資金総額の10分の1以上の自己資金を確認できること。

• 特徴:無担保無保証人で利用できる「新創業融資」があり、低金利です。

(2) 地方自治体の制度融資

地方自治体、金融機関、信用保証協会の三者が連携して実施する融資制度です。信用保証協会が保証人となるため、通常の銀行融資よりも審査が通りやすく、低金利で多額の資金を調達できるメリットがあります。

早期入金を実現するファクタリング

介護報酬や診療報酬は入金までに約2か月かかるため、開業当初の資金繰りが圧迫されがちです。ファクタリング(早期入金)約1.5か月早く現金として受け取ることが可能になります。資金繰りが困難な時期に特に有効な手段です。

助成金申請と資金計画における重要な留意点

助成金は「後払い」が原則である点

助成金や補助金は、実施後の実績報告を経て支給される「後払い」のケースが多いです。申請前や事業実施中に必要な費用を一時的に自己負担しなければならないため、資金繰りを圧迫しないよう、十分な準備資金(つなぎ資金)を確保しておく必要があります。

申請成功のための準備と専門家の活用

助成金は申請すれば必ずもらえるものではありません。申請要件や予算額を上回る申請があった場合、不採択となる可能性もあります。

事業計画の策定
融資を受けるためにも、事業の経営状況の見込みや融資希望額の妥当性を説明する説得力のある事業計画書が必要です。コンサルタントの伊谷俊宜氏によると、開業前の事業計画は「悲観的」な数値で作成することが非常に重要であるとされています。

専門家の活用
助成金申請の手続きは複雑であるため、社会保険労務士などの専門家に相談することは、申請をスムーズに進めるために非常に有効です。また、地域の中小企業支援センター商工会議所も、相談窓口として活用できます。

訪問看護の立ち上げや事業拡大をサポートする「ZEST」

訪問看護ステーションの業務効率化を『ZEST』が実現します。

開業時は、管理者が訪問、事務作業、経営業務など、一人で何役もの役割をこなしています。その中の訪問スケジュールを作成する業務負担を軽減し、行うべき仕事ができるようにサポートいたします。
訪問スケジュールの作成に『ZEST』をご活用いただくことで、どのような効果があるのか、詳しく解説します。

訪問スケジュールの自動作成で業務効率化を実現

『ZEST』は、移動距離、勤務シフト、利用者さんの情報、スタッフの資格・スキル、担当チームなどすべてを考慮した「使えるスケジュール」をボタン1つで自動作成することができるクラウドサービスです。訪問スケジュールの作成を自動化することで、スケジュール作成時間を月間28時間(77%)削減といった実績を出すことができています。多くの時間を削減できることで、訪問件数を増やし、売り上げ向上を実現させたり、研修やカンファレンスを実施する時間を確保できることで、サービスの質向上に貢献します。

スタッフの空き時間の見える化でスムーズなやり取りが可能

『ZEST』では、先々の訪問スケジュールを見える化することができるため、ケアマネジャーやソーシャルワーカーから新規依頼の電話が来た際に空き枠をすぐに確認し、即レスが可能になります。

さらに『ZEST MEET』を活用することで、空き枠をケアマネジャーやソーシャルワーカーにURL一つで共有することができるため、新規利用者さんの受け入れ可否の目途を立てたうえで連絡が可能になることに加え、サービス担当者会議などの調整業務もスムーズになります。こういったスムーズなやりとりが密なコミュニケーションや信頼構築につながり、地域の連携の強化につなげることができます。

まとめ

資金調達を成功させる鍵は、助成金を優先的に活用し、不足分を日本政策金融公庫などの融資で補う戦略的な組み合わせです。また、助成金は後払いのケースが多いため、資金繰りの計画には十分な注意が必要です。

また弊社では、訪問スケジュール作成ツール『ZEST』を中心に3つのプロダクトで経営をお支えします。毎日無料オンライン説明会を行っておりますので、ご興味がございましたら是非お申込みください。

お役立ち情報の他に無料の経営セミナーなどを行っております。実際に経営に成功しているステーションの経営者にご登壇いただくセミナーもございますので、是非ご参加ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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