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代表インタビュー

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地域に開かれた訪問看護 SNSで実現する、ともに生きる社会

株式会社Uchi care 榎本 健太

地域に開かれた訪問看護 SNSで実現する、ともに生きる社会

    公開日時:2025.1.7

    まず、SNSの運用状況を教えてください。

    実際に活用しているSNSは、XとInstagram、TikTok、Threads 、Facebookです。事業所として行っているのはXとInstagramですね。個人では、X、Instagram、Threads 、Facebookで発信をしています。

    その中でも、力を入れているのは個人のXと、事業所のInstagramです。

    Xは毎日発信していて、1日2〜3投稿くらい行っています。ポストする内容は、自分の考え方がメインで、マインドセットなど、どんなビジョンや考え方を持っている経営者かということが伝わるような投稿を意識しています。

    Instagramは、イベントがあるときや、スタッフが資格取得情報など事業所のニュースの発信用に活用しています。今までは採用目的の投稿が主でUchiCareの魅力だったり、訪問看護のリアルを発信していて、訪問看護に興味を持ってもらって、UchiCareで働きたいなと思ってもらえるような魅力発信に努めていました。

    今は事業所のニュースを発信することで、ケアマネジャーさんなどへの地域連携を強化するための発信にシフトしています。実際に、ケアマネジャーさんからInstagram経由でお問い合わせもいただくことも多くあります。

    SNSを始めたきっかけや目的は何だったのでしょうか?

    Xは、自分が訪問看護に入職してから半年くらいたったタイミングの、2022年3月に始めています。

    前職のステーションで、マネジメントや教育、目標管理の部分でもっとベースの底上げと質向上ができないかともやもやしている部分がありました。そのもやもやに対して自分が病院で副師長を経験して得た、マネジメントの考えを訪問看護に落とし込んで発信をし始めたら、少しずつフォロワーが増え「自分が考えている訪問看護のマネジメントって間違っていないんだ」と思えるきっかけになりました。

    それから、開業を目指し始めたころは、「メンズナース」というアカウント名で、独立までのストーリーを発信していましたが、投稿を見てくれている方が徐々にファン化していきフォロワーが増えていきました。開業の準備期間に他の経営者さんや管理者さんの考え方を員インプットして、それを「自分だったら」という形でアウトプットする整理の場にもなっていて、思考の壁打ちをSNSで行っているような感覚でした。

    SNSの情報を扱う上で気を付けていることはありますか?

    SNSの情報はあくまで参考情報としてみていて、その根拠は自分で調べるようにしていました。また、その発信されている内容を実践するかは自分次第だと思うので、情報を取捨選択するようにしています。

    SNS運用の詳細

    SNS担当がいらっしゃったりしますか?

    事業所としてのXは、SNSの発信を続けられるスタッフ一人が担当しています。複数人にお願いしたことがありましたが、今は継続して投稿することが得意なスタッフを指名して、SNS運用を任せています。

    発信内容も基本的には担当者に任せているので、業務内の空き時間で投稿内容のアイデアを考えてもらって、あとは私がコンプライアンス的に問題ないと判断したらゴーサインを出して、投稿のクリエイティブ作成を進めてもらっています。

    SNSでの発信をスタッフがどのように捉えていますか?

    SNSの目的については、面接や入職のタイミングで、SNSの効果を説明しています。認知拡大することで新規獲得に繋がること、採用コストカットができることでスタッフの給与に還元される話をして、メリットを理解してもらうようにしています。

    UchiCareのスタッフは、XかInstagramのどちらかはフォローしてくれているので、投稿すると「こんな投稿していましたね」や「めちゃめちゃバズってましたね」と話してくれます。自分の考え方がタイムリーに社員に伝わっているというメリットも実感しています。

    社員が営業先から「○○さんが榎本さんのXすごいね」と言われたことも報告してくれることが多々あり、知名度が上がっている会社で働いているというのが、スタッフの一つのモチベーションにも繫がっているかなと思います。

    SNSの効果

    ステーションの経営・運営にとってどのような効果がありましたか?

    これは、採用と定着に一番効果がありました。

    今まで22名分の採用をしてきたのですが、全員SNS経由で採用できています。
    あとは、理念浸透が強く、入職前後でのギャップが少ないので離職率が抑えられていると感じています。開業して2年弱で、離職者1人なのでみんな同じ想いで運用に携わってくれていると感じています。

    他業界との繫がり

    ケアマネジャーさんからもよく、「SNSすごいですね」といっていただいたり、「この取り組みいいですね、私もやりたいです」といってくださったりして、そこから新規依頼や信頼関係の構築に繋がり、地域連携先との関係強化に繋がっていますね。

    私が影響を受けた、共生型複合施設の代表ともSNSで繋がっていて、これまでに様々な地域連携の活動をさせていただきました。ある日、代表のご家族が訪問看護を利用することになったので、榎本さんにお話を聞きたいと相談がありました。ガン末期の方の訪問看護がどのように行われるのか、最期のお看取りのときはどのような経過をたどり、どう支援させていただくのか、というお話をさせていただきました。実際にUchicare では介入はしなかったのですが、「あの時最後のお看取りまでの流れのお話を聞けて、すごく安心した、良かった」というお話をいただき、訪問看護だけではなく、このような形で地域の役に立てることが非常に意味のあることだと感じました。これもSNSでの繋がりがなければ分からないことだったので、長く続けてきて良かったなと思っています。

    今後、SNSを活用し、どのようなチャレンジを行う予定ですか?

    今後はUchicarevillageという訪問看護×共生型複合サービスの場を作りたいと思っています。SNSのフォロワーが増えたので、クラウドファンデング等も活用することで、「みんなで作る地域共生社会」というものを実現したいと考えています。UchiCareだけでやるよりも、地域の皆さんと一緒に作るという仕組みで共生社会を作ることができれば、多くの方々が安心して暮らせる地域社会ができるのかなと思っています。
     

    榎本 健太様 プロフィール

    株式会社Uchi care 代表取締役
    経歴
    急性期病院での勤務経験を経て、2023年1月からうちケア訪問看護リハビリステーションを開業。
    自身のSNSでは組織のあり方、教育、業務改善等について積極的に発信。

    株式会社Uchi care HP:https://uchicare.net/

    SNS
    ・X:訪問看護のえのもとさん🏠 ✨榎本健太Uchi care Inc./ CEO
    ・Instagram:榎本健太
    ・Threads:榎本健太