株式会社ゼスト、「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」の実証実験結果を発表

~ケアマネジャーの業務効率化を実現!職員間の連携強化も実現し、介護業界の人手不足解消に貢献~

プレスリリース

2025.4.8

    在宅医療・介護業界のDXを推進する株式会社ゼスト(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:一色淳之介)は、兵庫県が取り組む自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトである「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」にて、「訪問ルート構築支援」をテーマに、兵庫県多可町ふくし相談支援課での実証実験を完了したことをお知らせします。

    高齢化が急速に進む日本において、介護ニーズの増大と、それを担うケアマネジャーの人手不足は深刻な社会問題となっています。多可町においても、介護サービス利用者への適切なケア提供のため、ケアマネジャー一人ひとりの業務効率化は重要な課題でした。具体的には、ケアマネジャーが各自で訪問スケジュールやルートを手動で設定しており、これが大きな負担となっていたため、限られた人員で効率的な訪問を実施するため、技術を活用し、訪問時期や住所情報から最適な訪問スケジュールとルートを自動生成することで、業務の効率化を図る必要がありました。

    株式会社ゼストは、これまで訪問看護および訪問介護を中心に、スケジュール管理における課題解決に取り組み、多くの事業所様にご導入いただいております。今回の実証実験では、通常対象としている訪問看護や訪問介護とは別に、新たにケアマネジャーの業務効率化に、既存の訪問スケジュール作成クラウド「ZEST SCHEDULE」がどこまで貢献できるかを、行政機関である多可町ふくし相談支援課と共同で検証いたしました。

    ■本実証実験の概要

    本実証実験は、2024年9月2日から2025年1月31日の期間、多可町ふくし相談支援課のケアマネジャーを対象に実施されました。

    本実証では、従来手動で行っていた訪問スケジュールの作成、ルート調整、担当割り当てを、ZEST SCHEDULEを導入することで自動化し、業務効率の変化を検証しました。ZEST SCHEDULEは、AIがスケジュール作成者に代わり、利用者と職員のマッチング要素、移動時間、職員の勤務シフトなど、業界特有の条件を考慮した最適なスケジュールを提案するシステムです。

    ■本実証実験の効果

    もともと訪問看護・訪問介護向けに開発されたシステムでありながら、ZEST SCHEDULEの導入により、ケアマネジャーの業務効率化にも一定の成果を上げることができました。

    ・スケジュール調整時間の削減

    ケアマネジャーのスケジュール調整時間は、従来の手作業による調整と比較して約36%削減されました。特に、訪問件数の多いケアマネジャーに絞ると、約50%もの大幅な時間削減効果が得られました。

    ・移動時間の削減

    AIによるルート最適化の結果、移動時間は1件あたり8.9分から8.3分へと約7%短縮されました。アンケートによると、約8割のケアマネジャーが「土地勘のあるエリアでは、記憶の範囲内で感覚的に訪問スケジュールを組んでいた」と回答しました。これに対し、AIが自動で効率的なルートを作成することで、移動時間の削減に貢献しました。

    また、実証実験に参加した町職員からは、以下のような喜び・期待の声が寄せられました。

    「利用者を登録することで、モニタリング訪問の予定が管理しやすくなった」
    「入力方法を統一することで、他の職員の予定が把握しやすくなり、業務の引き継ぎや分担がしやすくなった」
    「過去の訪問データも記録されるため、誰がいつ訪問したかをすぐに振り返ることができ、業務の効率が向上した」 

    ■今後の展望

    今回の実証実験では、行政の皆様とともに結果の振り返りを行い、ZEST SCHEDULEが訪問業務の効率化に大きく貢献することが確認できました。

    一方で、ケアマネジャーの皆様からは、訪問頻度が低い(月に1度、3ヶ月に1度など)が故に、訪問日を事前に確定することが難しいといった、ケアマネジャー特有の課題も明らかになりました。弊社では、この貴重なフィードバックを真摯に受け止め、これらの課題を解決するためのプロダクト改良に取り組む計画です。

    今回の実証実験を通じて、ZEST SCHEDULEが訪問業務の効率化に貢献できる可能性が示されたことは、大きな成果です。今回の実証実験の経験を活かし、高齢化社会における地域包括ケアシステムの構築に貢献していく所存です。ケアマネジャーの皆様がより質の高いケアを提供できるよう、ZEST SCHEDULEは進化を続けてまいります。今後の展開にご期待ください。

    ■ひょうごTECHイノベーションプロジェクトとは

    「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」は、県内にある様々な社会課題・地域課題について、情報通信技術を中心に、ものづくりや建築・土木等の工業技術なども活用し、解決を図っていくプロジェクトです。スタートアップ等の事業者と課題を抱える自治体職員が協働して、実証を通じて新しいサービスの構築・実装を目指しています。

    https://hyogo-tech.jp/

    ■株式会社ゼスト 会社概要

    私たちゼストは、「超高齢化社会の、希望となるインフラを創る」をミッションに掲げ、在宅医療・介護の現場が抱える複雑な課題を解き明かし、持続可能な社会のあり方を創造するソーシャルテック・カンパニーです。
    独自の特許技術で訪問スケジュールを最適化する「ZEST SCHEDULE」を核に、スタッフの快適な働き方を支える「ZEST HUB」、経営状況を可視化する「ZEST BOARD」、そして業界初の特化型営業DX「ZEST RRM」など、現場の「困った」を「希望」へと転換するプラットフォームを展開しています。
    命に寄り添う現場を支える責任として、ISMSや3省2ガイドライン、医療ISAC認証といった最高水準のセキュリティを完備。圧倒的な「安心感」と「革新性」を両立し、関わるすべての人へ、ゆとりと笑顔を届けてまいります。

    会社名:株式会社ゼスト
    代表取締役社長 CEO:一色淳之介
    所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿二丁目3番11号 VORT新宿御苑4階
    業務内容:在宅医療・介護業界の収益改善プラットフォーム「ZEST」の運営、その他関連事業

    プロダクトHP:

    https://zest.jp/

    コーポレートHP:

    https://zest.jp/corporate

    ■訪問スケジュールから収益を最大化する 収益改善プラットフォーム「ZEST」

    「ZEST」は在宅医療・介護業界の事業所の収益最大化をサポートするプラットフォームを提供しております。訪問サービスに欠かせない訪問スケジュール作成を通して蓄積された様々なデータを活用し、事業所の収益改善に欠かせない活動をサポートします。訪問スケジュール作成をZEST化するだけで、「稼働率の向上」、「採用できる・定着する職場環境づくり」、「営業効率の最大化」のすべてをサポートし、最終的に安定したケアを提供し続けることのできる事業所経営・運営に貢献します。

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